露木幸彦「男の離婚ケイカク」


・男女問題は男のほうが圧倒的に不利であるため、専門家も「(男の)相談に乗りたくない」と敬遠する傾向にあります。

・統計上は「妻が全児の親権を行う場合」84.2%、「夫が全児の親権を行う場合」12.2%(平成25年総務省統計局)なので、悪妻と離婚した場合、8割以上の確率で子どもと引き離されてしまうのです。

・統計(平成23年度『全国母子世帯等調査結果報告』)によると、父と子が「現在も面会している」「面会したことがある」は合わせて全体の45.6%なのに対して、「面会したことがない」が50.9%。離婚から現在まで子どもの顔を一度も見たことのない父親が半数以上。

・キレやすい妻は、理想が高いために現実のギャップに悩んだり、プライドの高さからほかの家庭に比べて劣っているのが許せなかったり……負けず嫌いなのに基本スペック(知識や経験、技量)が低いことを棚に上げて「お前が悪い!」と被害妄想に陥りがち。

・裁判所内で親権を決める場合、子どもが15歳以上なら必ず本人の気持ちを聞かなければなりませんが(人事訴訟法32条)、これは裁判所外で決める場合も同じです。

男はつらいよ 令和

男はどこまで我慢するべきなのか 妻の言動は虐待なのか性格の問題なのか線引きの難しさ そしてそれゆえに離婚の成立要件にならない現状 これらの問題に正面から取り組む

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